お酒が原因で亡くなった有名人

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今回はお酒で寿命を縮めてしまった有名人を振り返ってみようと思います。

先ず肝硬変を患った有名人では、美空ひばりさんがいます。家族や友人が次々と亡くなる中、寂しさを紛らわせるために、酒と煙草の量が増えていったそうです。

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肝硬変とは

慢性の肝障害の進行によって、肝細胞が死滅または減少し、そこに線維が増えて壊れた肝細胞と入れ替わり、肝臓が硬く変化して、肝機能が著しく減衰した状態を指します。肝臓病の終着駅とも言われています。
肝硬変の症状としては、軽症では 食欲不振、疲れやすくなる、体重減少などが見られ、急性悪化の場合は、黄疸を伴います。そして重症化すると、下肢の浮腫、腹水による腹部の拡張や、意識障害などが生じます。重症例では、食道静脈瘤の破裂による吐血も見られます。他に、細菌感染を併発しての発熱、凝固因子欠乏による鼻血、歯茎からの出血などが見られます。(出典:「肝硬変 wikipedia」

美空ひばりさんの死因は、肝硬変に加え、突発性間質性肺炎の症状悪化による呼吸不全の併発と言われており、52歳の若さで亡くなりました。
(出典:「美空ひばり wikipedia」

       
         


さらに肝硬変が直接の原因で亡くなられた方に、春一番さんがいます。
春一番さんの経歴を読むと、過度の酒好きが原因の素行不良により、1994年に太田プロから解雇されてしまいます。
ビートたけしさんは、若き日の春さんにも目をかけており、周囲の人間に彼に酒を飲ませないように指示を出したり、「お前が酒を止めたら、俺の番組で一生使ってやる」と説いたりしていたそうです。
たけしさんと同じく事務所の先輩であるダチョウ倶楽部も、春の家に電話をかけて酒を飲んでいないか様子をみるなど、多くの芸人仲間が春さんの生活ぶりを気にかけていました。

しかし春さんのアルコール依存症は治らず、彼が酒びたりでやせ細っていると聞いたたけしさんが、「しっかり飯を食べるように」と贈った炊飯器で、熱燗やホットウイスキーを作ったりするなど、春さん自身は最後まで酒を手放すことが出来ませんでした。
2002年には、『内村プロデュース』内の健康診断企画において、不健康芸人のサンプルとして呼ばれたことがあり、その際、γ-GTPの値が1,500という、あまりにも異常な結果が出たため、すぐに医者から入院を勧められました。

そして2005年には、腎不全(病名は化膿性肺炎)で入院。
その後仕事に復帰しましたが、酒をやめられず、主にバーボンのロックを飲み続け、2014年7月3日に肝硬変で帰らぬ人となりました。享年47歳でした。

        

そして、昨年は川島なお美さんが亡くなられました。

川島なお美さんは2013年8月に、毎年受けている人間ドックの検査で、「肝内胆管癌」が見つかりました。

「肝内胆管癌」とは、肝臓で作られた胆汁を十二指腸へ送る働きを持つ胆管の、肝臓内にある部分にできたがんのことです。
初期段階では症状は見られないことが多く、進行した場合の自覚症状としては、腹痛や腹部の違和感、黄疸や全身の倦怠感などが挙げられます。
肥満ぎみの人や、高カロリーの食事や飲料を摂取している人に発生しやすい癌で、脂肪肝の人にもリスクがあるようです。脂肪肝とは中性脂肪が蓄積し、全肝細胞の30%以上が脂肪化している状態を指し、お酒の飲み過ぎや食べ過ぎ、そして無理なダイエットによっても引き起こされます。
川島なお美さんの場合、ワインやシャンパンの飲み過ぎと過剰なダイエットが、「肝内胆管癌」の原因になったとも言われています。

川島さんは癌の発見後、既に入っていた仕事の予定をこなし、およそ半年後の2014年1月に、12時間にも及ぶ切除手術を行いました。その後2月上旬には退院して、仕事に復帰しましたが、完全に病から解放されたわけではなく、5年間での生存率は50%、10年間での生存率は2~30%という厳しい状況に変わりはありませんでした。

         


亡くなる17日前、フランスのシャンパン「COLLET(コレ)」の新商品発表会に登場した川島さんは激しく痩せており、会場がざわついたそうです。

がん細胞は、通常の細胞の4~5倍の糖(グルコース)を取り込んでエネルギーにするため、身体の中の糖が不足します。
そしてがん細胞は更に糖をつくり出すために、たんぱく質や脂肪を分解します。
加えて「サイトカイン」という、がん細胞に身体が反応して放出される物質も同様に、身体のたんぱく質や脂肪を分解します。
がん細胞とサイトカインの働きによって、身体がやせ細り、衰弱していくのです。
(出典:「がんで死にゆく体に何が起こっているのか」

そして昨年2015年9月24日に、川島なお美さんは亡くなられました。
享年54歳でした。

            

最後に、こちらは私が以前、美空ひばりさんが常宿にしていた、長崎県の雲仙温泉にある「雲仙宮崎旅館」を訪れた際に撮った、美空ひばりさんが病床で折った鶴の写真です。

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亡くなる前にも、こちらの宿で療養されていたそうです。
ちなみに自分は空いている時期を狙って行ったので、格安で泊まることができました・・・
 

酒で命を落としてしまった故人に学び、今日も一日、酒と距離を置いて生きていこうと思います。

         

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『お酒が原因で亡くなった有名人』へのコメント

  1. 名前:酒飲み 投稿日:2016/05/11(水) 00:36:21 ID:8f48270bb 返信

    酒飲み、肝臓癌、手術、1年で、再発、もう、駄目

    • 名前:Ken 投稿日:2016/05/11(水) 07:10:29 ID:dbcb73430 返信

      酒飲みさん

      何とお声掛けして良いかわかりませんが、病院の先生曰く、「どんな人でも癌になる可能性はあるし、半年で一気に癌が進行することがある。毎年人間ドックで検査していたとしても、結局は『運』」とのことでした。
      自分はそれを聞いてから、人間ドックには行っていませんが、肝臓癌でなかったとしても、いつ何らかの癌に掛かる可能性はあります。
      酒飲みさんが、完治されることを願っております。

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