お酒で問題を抱えている家族がいる場合

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あなたの家族の中で、お酒の飲み方に問題を抱えている人はいるでしょうか。

そのために、大きな精神的・経済的な不安を抱え、尚且つ暴言やDVなどに怯えていないでしょうか。

かつてのアル中患者のほとんどは、40代~50代の中年男性でしたが、昨今急激に女性のアルコール依存症患者の数も増えてきています。
また、定年退職を機に酒量が増えてしまった60歳以上の患者が、全体の3割近くを占めるようにもなりました。

アルコール依存症患者の増加に伴い、お酒で問題を抱えている家族がいる家庭も増えてきています。

「断酒会」のウェブサイトに、「お酒で問題を抱えている家族がいる場合」の対応についての記述があるので、それについてまとめていきたいと思います。

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あなたの家族は、お酒で問題を抱えていないでしょうか

こんなことを言っていませんか?

「飲みたい、酔いたい、飲んで楽になりたい」
「俺の金だ、飲んで何が悪い!」
「俺が悪いんじゃない、アイツが、お前が悪いんだ」
「酒で死ぬんだったら本望だ」
「酒だけが俺の生涯の友だ」

そして、こんな状態に陥っていませんか?

□ 朝昼晩、時と場所・場合を考えないで酒を飲む。  

□ 頻繁に二日酔いになり会社を欠勤する。

□ 日常が無頓着でものぐさになる (風呂に入らない、洗顔が雑になる、服装が乱れがち)。

□ 言行不一致。約束を守らない。嘘や弁解が多くなる。

□ 疑り深くなり、嫉妬心が強くなる。

□ 自分本位で周囲(家族・近所・会社)に迷惑をかける。

□ 隠れて酒を飲む。問いただすと「飲んでない」と言いはる。

□ 家庭内暴力をふるう。

  


これを受けて、あなたはこのような行動を取っていないでしょうか。

□ 「酒さえやめてくれれば」と思う。 

□ 「酒が悪い」と思い、酒を隠したり捨てたりする。

□ 「家族のことを考えてくれない」と恨む、非難する。

□ 酔った本人の失敗の後始末(尻ぬぐい)をする。

□ 経済的な生活苦の穴埋めに奔走する。

□ 周囲(近所、会社など)の目を恐れて本人をかばう、嘘をつく。

【 知らないうちに飲酒を助長している可能性があります 】

□ あなたが本人のお酒を責めることが、さらなる飲酒の理由になっているのです。酒を隠したり、飲酒を責めるのはやめましょう。あなたが飲酒を止めさせようとすればするほど、逆効果で、本人は飲酒にはしるのです。

□ あなたが失敗の尻ぬぐいをし、問題の解決をする限り、本人は自分の飲酒問題を認めようとしないのです。世間体を気にして、本人の状態を隠したり庇ったりしてはいけません。本人の失敗の後始末(尻ぬぐい)をしてはいけません。失敗の責任は本人がとり、後始末は本人にやらせるのです。

□ 酒を止めさせよう、行動を監視しよう、酒での失敗を防ごうと干渉し過ぎることが、飲酒への欲求を強めるのです。そんな本人の言動を、監視ではなく、「観察」しましょう。距離を置いて、冷静になりましょう。

□ 病気としてのアルコール依存症を理解しましょう。本人は、依存症に苦しんでいる病人です。相応の信頼と尊敬を示しましょう。

 
【 正しい対応の仕方は 】

方法は2つしかありません。

① 医療機関(アルコール専門病院)で診察を受けるよう勧めましょう。アルコール依存症と診断されたら、入院するか通院するか、医師と相談しましょう。通院を始めてしばらくは、家族も同行しましょう。

② 自助グループに連絡して、酒害相談にのってもらいましょう。 自助グループ(断酒会)は、酒をやめたいと思う人たちの集まりです。あなたと同じ立場の家族が参加しています。交流して相談していきましょう。

相談窓口はここです → 「断酒会 全国相談窓口及び、アルコール専門医療機関一覧」

(以上、出典・引用:「公益社団法人 全日本断酒連盟」)

アルコール依存の問題を持つ人の、家族と友人の自助グループ → 「アラノン家族グループ」

そしてこちらの本では、アルコール依存症について総合的に学ぶことができます。

   


「アルコール依存症とは何か」、「状況に応じた家族の相談先や対応方法」、「本人の治療の流れとアフターケア」などについても書かれていますので、一読されることをお勧めします。

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『お酒で問題を抱えている家族がいる場合』へのコメント

  1. 名前:テツ 投稿日:2016/01/18(月) 17:00:26 ID:63468ae7d 返信

    Kenさん、こんにちは。

    『地獄を見たけりゃ、アルコール依存症のいる家族を見よ!』などと言われますように、家族に酒による問題を抱えている方がいると本当に苦労します。

    私には妻がいますが、今までどれだけ迷惑をかけてきたことでしょうか。今思うと、本当に申し訳ないです。

    今後はそのようなことがないよう、断酒を継続していきます。

    • 名前:Ken 投稿日:2016/01/18(月) 17:55:49 ID:ab3e5510c 返信

      テツさん、こんにちは。

      自分も結婚していた時には、やはり迷惑を掛けましたね。
      かつての自分を振り返ってみると、やはり何個か該当するものがあります。

      とにかく一日禁酒・一日断酒を積み重ねて、というか、この一日飲まないことに集中していきます。
      ちなみに「断酒」って言葉を使うと、残りの人生が一度に降りかかってくるような気がして、なんだか疲れてしまうので、自分はどちらかというと「禁酒」の方を好んでいます。
      どちらでも良いんですけどね(笑)

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